たつのもりじんじゃ
三重県松阪市甚目町 444
当社の創始については詳かでないが、従五位古川薩摩守が奉仕した文久二年(一八六二)の頃までは、近隣一二ケ村の御神楽一行によって祭祀が厳修されていたという。明治四一年一月二二日、小野江神社に合祀されたが..
当社の創始については詳かでないが、従五位古川薩摩守が奉仕した文久二年(一八六二)の頃までは、近隣一二ケ村の御神楽一行によって祭祀が厳修されていたという。明治四一年一月二二日、小野江神社に合祀されたが、氏子の熱望により、昭和二六年三月一五日、元の社地に分祀されて現在に至っている。献納された石灯箭には「宝永七年(一七一〇)寅五月吉口 寄進御宝前 願主大野左次兵ヱ 柳屋大兵ヱ 汀戸□屋内兵ヱ」、同じく石灯籠には「御宝前 宝暦一二壬(一七六二)八月吉日」の銘がある。また石造の鳥居には元禄九丙歳(一六九六)七月廿八日」の銘が読みとれる。
《主》正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊《合》菟神,誉田別尊,
元旦祭1月1日 春祭4月第1日曜日 秋祭10月第1日曜日