ほうきょうざんえんぞうじ
新潟県小千谷市真人町乙661-1
円蔵寺の創建は不詳です、当初は信濃国飯山(長野県飯山市)付近に境内を構え、周辺の真宗門徒の石工の職人集団が当地に移り住んだ際に現在地に遷されたとされ、元禄4年(1691)には妻在百三十三番霊場第百六..
円蔵寺の創建は不詳です、当初は信濃国飯山(長野県飯山市)付近に境内を構え、周辺の真宗門徒の石工の職人集団が当地に移り住んだ際に現在地に遷されたとされ、元禄4年(1691)には妻在百三十三番霊場第百六番札所(札所本尊:泡観音・御詠歌:位無 真の人の すがたをば みるやと問ば 何とこたへん)に選定されると広く信仰されるようになりました。 本堂に安置されている「泡観音」は元禄11年(1698)、観音菩薩の化身と思われる1人の老僧が円蔵寺を訪ね、信濃川の氾濫と観音菩薩の出現を告げ姿を消しました。次ぎの日、途轍もない暴風雨と雷雨で辺りは暗くなり、信濃川は大きく渦を巻きその中心から1体の観音像の姿が現れ、円蔵寺の本堂に安置すると不思議に天候が回復しました。 以来、信濃川の泡の中から出現した事から「泡観音」と呼ばれ、特に雨乞いに御利益があるとして信仰の対象になりました。念仏踊である「大の釈迦踊」はこの「泡観音」を起源にした風習とされ現在でも受継がれています。魚沼三十三観音霊場第29番札所。妻有百三十三番霊場第106番札所。山号:宝慶山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
宝慶山円蔵寺は新潟県小千谷市真人町乙に境内を構えている曹洞宗の寺院です。
宝慶山
曹洞宗
釈迦如来
円蔵寺
泡観音
魚沼三十三観音霊場第29番札所。 妻有百三十三番霊場第106番札所。
JR飯山線下条駅2.6キロ
無料
あり