すわじんじゃ
三重県桑名郡木曽岬町大字新加路戸 38
当社の創祀並に由緒については詳かにし難い。社伝によれば、天文一一年(一五四二)諏訪中務郷の源近芳が加路戸に定住して社司となったと伝へ、この頃勧請されたとしている。その後天正一三年(一五八五)一二月の..
当社の創祀並に由緒については詳かにし難い。社伝によれば、天文一一年(一五四二)諏訪中務郷の源近芳が加路戸に定住して社司となったと伝へ、この頃勧請されたとしている。その後天正一三年(一五八五)一二月の 地震により加路戸が亡所となり、神社も荒廃したが、寛文一三年(一六七三)に至り、再び勧請して奉斎された。宝永五年(一七〇八)には暴風雨により社殿が流失し翌年造営が行われたとも伝えられている。明治五年(一八七二)各新田の明細帳には「加路戸新田 一氏神 諏訪太明神 壱ケ所」と記載されており、加路戸新田の氏神として崇敬されていたことが判る。同四三年(一九〇九)当社を含め、一〇余社を近江島神社跡に合祀し、木曽岬神社として単称奉斎された。その後、氏子崇敬者の総意により、昭和二一年(一九四六)分祀され現鎮座地に再度奉斎された。同二六年四月宗教法人として届け出、現在に至っている。
建御名方神
無し