とっとりやまだじんじゃ
三重県員弁郡東員町大字山田1010
勧請年月不詳、『文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳』によれば、「稲荷、神明、八幡、天王、山神、天神、牛頭天王あり」とある。『員弁雑誌』には、「鳥取神社 延喜式内、村の内大宮と云う所に在、神殿南..
勧請年月不詳、『文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳』によれば、「稲荷、神明、八幡、天王、山神、天神、牛頭天王あり」とある。『員弁雑誌』には、「鳥取神社 延喜式内、村の内大宮と云う所に在、神殿南向、拝殿鳥居在、祭神二座、神明宮(鳥取山田神社也)左右に春日大明神稲荷大明神を祭る。『布留屋草紙』曰、鳥取山田神社天湯河棚命云々と。『伊勢式内神躰考』に曰、祭神小彦根命云々。『北勢古志』曰、祭神天湯河棚命と云然るべしと云々。当村並に北山田の産土神にして例祭九月四日、里俗所伝は稲荷大明神を猪名部神社とし、春日大明神を鳥取神社といへり如何。牛頭天王 字大坂と云う所に在。天満宮 小祠也。神明宮 大宮の北に在小祠也。稲荷大明神 字楠と云所に在。稲荷天明神 字安附政と云所に在小祠也。山神社 大宮西に在る小祠也。他に八幡宮、八工一権現あり」とある。明治三九年(一九〇六)『神社明細帳』に、(鳥取山田神社 祭神角凝魂命、勧請年月不詳、延喜式神名帳員弁郡一〇座の内、『姓氏録』云、鳥取部連 角凝魂命の一三世の孫、天湯河桁命の後なり、垂仁天皇の皇子譽津別命、年三○に向るまで言語はさず、干時、飛べる鵠を見て、此は何物ぞと問ひたまひき、爰に天皇悦びたまひて、天湯河桁を遣して、尋ね求めしめたまふ、出雲国の宇夜江に詣りて、捕りて貢りき、天皇大く喜びたまひ、姓を鳥取部連と賜ひき」とある。
《主》角凝魂命《合》天児屋根命,大山祇神,須佐之男命,天照皇大神,菅原道真,品陀和気命,火産霊神,天湯河桁命,
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有り