さんじんじゃ
兵庫県神戸市東灘区本山町田辺鯖尾279
創立年月不祥なれども、古くは山神とも称せられ、『尼領書上帳』、元禄5年(1692)の『寺社吟味帳』、『寺社御改帳』には、社名、境内を載せ、「弘化3年(1846)在」銘の石燈籠が奉納されており、明治6..
創立年月不祥なれども、古くは山神とも称せられ、『尼領書上帳』、元禄5年(1692)の『寺社吟味帳』、『寺社御改帳』には、社名、境内を載せ、「弘化3年(1846)在」銘の石燈籠が奉納されており、明治6年(1873)社格制定の際、山神社となり現在に至っている。 往古、山守部族は富裕な財産を擁し、頗る勢力あるのを普通とした事からみれば、住吉川より芦屋川に至る山辺に居住し祖先神として祭祀していたのを継承したものと思われる。 山神社は天上川上流沿いにあり、岡本八幡神社を経て、八幡滝を越えて100m程登った平地にあり、現在石祠1基残っている。