あしかがしたくあと(あしかがしやかた)
栃木県足利市家富町2220
足利氏宅跡は、平安時代末期から鎌倉時代初期に源姓足利氏二代目・足利義兼によって建てられた居館とされています。 この居館の外縁の長さは、北約223m・南約211m・東約175m・西約206mの不整台..
足利氏宅跡は、平安時代末期から鎌倉時代初期に源姓足利氏二代目・足利義兼によって建てられた居館とされています。 この居館の外縁の長さは、北約223m・南約211m・東約175m・西約206mの不整台形をしており、土塁と堀により四周が囲まれ、中世の地方豪族の邸宅の様子を知ることができ、その規模から、いかに足利源氏の力が大きかったかがわかります。 また、この事から「史跡足利氏宅跡」として、大正10年3月に、国の史跡に指定されており、現在では「日本の名城百選(15番 足利氏館)」にもなっています。