いおたちじんじゃ
奈良県奈良市雑司町406
五百立神社(いおたちじんじゃ) 当社は五百余所社(ごひゃくよしょしゃ)とか五百立神社と称せらる。五百余所社の社名は天喜四年(一〇五六)五月の東大寺文書に二十五所社・気比気多神社などと共にその名が見..
五百立神社(いおたちじんじゃ) 当社は五百余所社(ごひゃくよしょしゃ)とか五百立神社と称せらる。五百余所社の社名は天喜四年(一〇五六)五月の東大寺文書に二十五所社・気比気多神社などと共にその名が見える。 中世の絵巻物などには、大仏殿創建に従事した五百人の工匠が、工事が完成すると五百羅漢になって天空高く飛び立ち、姿を消したとの説話がみえる。本来の祭神は定かではない。 大仏殿江戸期再建の祭にも、五百余所社は大工・小工の崇敬を集めたようで、番匠社とも呼ばれ、宝永六年(一七〇九)三月の大仏殿落慶を前にした正月六日に、大工棟梁堀内筑前守(若狭)が新建寄進している。 ~掲示板より~
天富命
式内社、旧村社
近鉄奈良駅 から徒歩15分