もちぶねじょうあと
静岡県静岡市駿河区用宗城山町3
持船城は、静岡市駿河区用宗城山町の、JR東海道本線用宗駅裏の標高70mほどの小高い丘にあった城で、駿河湾を見下ろし、駿府の町も一望できることから、東海道の山越え側丸子城と並んで、海側の街道の要衝でし..
持船城は、静岡市駿河区用宗城山町の、JR東海道本線用宗駅裏の標高70mほどの小高い丘にあった城で、駿河湾を見下ろし、駿府の町も一望できることから、東海道の山越え側丸子城と並んで、海側の街道の要衝でした。 持舟城は今川義元の妹婿である関口親永らが城主をつとめた今川氏の重要な支城です。桶狭間の戦い以降、今川氏が衰退すると、駿河国侵攻した武田信玄らによって攻められ奪われました。武田氏城代として三浦義鏡や武田水軍に招かれた向井正重らが入り、駿河湾に面していることもあり、水軍の城としての機能を持っていました。その後、徳川家康の駿河侵攻により落城しました。
(電車) JR東海道本線 用宗駅から徒歩約15分 (車) 東名高速道路静岡ICから約5km
有り
無し