当社の創建年月は不詳であるが、古来 「 駒の森 」 「 十二の宮 」 と称し、旧豊能郡北豊島村の北今在家、北轟木、西市場及び兵庫県川辺郡神津村の内下川原の産土神として崇敬されてきたが、明治四十二年三月九日大阪府指令社甲第二五六号に依り、現池田市神田の素盞嗚尊神社( 現八坂神社 ) に合併された。
しかし、長い歴史と伝統に培われた氏神氏子の親密な関係は大変強く、終戦により神社が国家の管理から離れたのを機に、昭和二十一年五月旧宮地に奉遷され、同年六月十四日宗教法人令に基づき分離設立届出、「 十二神社 」 が再興された。
氏地は豊島南一、二丁目、住吉一、二丁目、豊島北一、二丁目である。
爾後、十年毎の記念大祭を始め記念事業により、社殿の改修、社務所新築、境内整備等が行われ現在に至る。
境内地七五八坪。表参道はこの付近に残る旧西国街道に面している。