明治元年戊辰の役から大東亜戦争までの戦死者九二四柱を祀る。
明治二年、戊辰の役に戦しされた官軍戦没者慰霊のため、東京九段に招魂社(現靖國神社)が建立された。各藩でもこれにならい高鍋藩では明治三年、城跡中断の東端に八代を建立し、官祭高鍋招魂社とし戊辰の役戦死者鈴木来助以下十一柱を祀った。初代宮司は飯田清年である。その後逐次神霊を合祀した。昭和十五年紀元二千六百年記念祝典が斎行され、勅令をもって高鍋護国神社に昇格され、現在地にご遷座、昭和三十四年四月護国神社改築奉賛会を設立し、昭和三十八年神殿を改築し現在に至っている。