けいとくいなりじんじゃ
福島県喜多方市慶徳町豊岡字香隅山3195
慶徳町の南西に位置する。由緒は諸説あるが、社伝によると、寛治5(1091)年、陸奥国と出羽国の戦乱平定のために下向した源義家が当地に赴いた際、同町の新宮熊野神社と併せて勧請、創建されたという。 神..
慶徳町の南西に位置する。由緒は諸説あるが、社伝によると、寛治5(1091)年、陸奥国と出羽国の戦乱平定のために下向した源義家が当地に赴いた際、同町の新宮熊野神社と併せて勧請、創建されたという。 神社では豊作を祈る田植神事が毎年半夏生の日(7月2日、閏年は7月1日)に行われる。明応年中(1492~1501)に慶徳村の地頭が神田を寄付し、供物を備え、その年の吉凶を占い、田植歌を歌いながら神田に田植えをしたのが始まりとされる。 一時中断したが、天保5(1834)年に再興した。全国に分布する田植神事の北限とされる。 ・会津の御田植祭(国指定重要無形民俗文化財)
公開日:7月2日(半夏生 うるう年は7月1日) 保存会:慶徳稲荷神社お田植祭保存会 日本の北限の田植え神事である。渡御祭、心興渡御、御田植、還御の祭の順で進められる。(県無形民俗文化財)
有り