社の創祀については詳らかにし難い。近世には近郷の氏神として人々の崇敬をうけていたと伝えられている。明治41年(1908)朝上村大字杉谷字朝日に鎮座の無格社天白神社、同字鎮座無格社八幡社、同大字字八坂鎮座無格社八坂神社、同大字字山神鎮座無格社御久保山神社同大字字不二澤鎮座無格社山神社を合祀した。大正9年(1920)には、三重県より神饌幣帛料供進社の指定をうけた。昭和21年(1946)社格廃止。同年宗教法人として届け出、現在に至っている。特記事項8月1日には地区の伝統民俗行事として嘉例踊りが演じられる。