守山妙定尼が、昭和4年に現在地に草庵を結び、供養と祈祷を厳修。やがて道場建立を発願、昭和16年12月上棟式を行った。昭和22年、寺院に昇格、開基妙定法尼に因み妙定寺と寺号公称。 妙定尼は、昭和4年、題目修行中に赤石大明神の霊示を得る。日蓮大聖人の故事により「妙法厄除けの豆まき」を始めよとの霊示であった。爾来毎年2月16日宗祖誕生会の荒行終了後に豆まき大祈祷会を行う。 昭和8年、赤石大明神に祈願した折りには、杖にしていたボンデン竹を裏手に突き立て仏意を問えとの霊示を受けた。現在の大明神堂前の竹林は、その竹が根付いたものを移したものである。