いさきじ
滋賀県近江八幡市白王町1391
伊崎寺は山号を「姨倚耶山(いきやさん)」といい、近隣にある西国三十三所札所である長命寺と同じ山号です。長命寺から連なる山系上に立地しています。 伝承では奈良時代、修験道の開祖とされる役行者(えんの..
伊崎寺は山号を「姨倚耶山(いきやさん)」といい、近隣にある西国三十三所札所である長命寺と同じ山号です。長命寺から連なる山系上に立地しています。 伝承では奈良時代、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)がここを最初に見つけられて行場としたといわれています。その折、イノシシが役行者をこの地に導いたということから「猪先(いさき)」という名になったと伝えられています。 その後、貞観年間(859〜876)に相応(そうおう)和尚が寺院を創建、自作の不動明王を安置されました。 所蔵されている仏像などから、伊崎寺は平安時代後期には存在したと推定されていますが、天台修験の拠点となったのは鎌倉時代以後と推測されています。
姨倚耶山
天台宗
不動明王
2月3日 節分会 5月28日 大護摩供 8月1日 千日会(伊崎の棹飛び)