しょうこんしゃ
山形県酒田市南新町1丁目6−13
明治14年 酒田神宮協会所が新町旧籾蔵跡地に壮大な社殿を建立し 神宮奉斎会酒田支部と称した 同27年10月の大地震でその社殿を悉く失ったため 29年小規模の社殿を再建した 日清戦役後の30年 そ..
明治14年 酒田神宮協会所が新町旧籾蔵跡地に壮大な社殿を建立し 神宮奉斎会酒田支部と称した 同27年10月の大地震でその社殿を悉く失ったため 29年小規模の社殿を再建した 日清戦役後の30年 その境内に忠魂碑が建立された 明治37年日露戦争が起きると酒田奉公義会が組織された 大正10年7月 神宮奉斎会酒田支部は維持困難となり社殿を酒田奉公義会に売却 同会は社殿を招魂祭殿(通称招魂社)と改め 国難に殉じた英霊をお祀りし奉仕した 昭和17年 招魂祭殿を酒田市義勇奉公会から酒田市遺族会が引き継いだ 遺族会では毎月1日と15日の早朝に社殿内外の清掃と月例祭を催し「遺族の誓い」を朗唱し 戦後は特に慰霊と遺族の心の拠り所として今日に至る 昭和21年 旧酒田商業学校の奉安庫を譲り受け本殿とし その地下にかつて同地にあった忠魂碑を納め 以後 拝殿に遺影と名簿を奉納 本市出身2,341柱の英霊を合祀している 私達遺族は 戦争のない世界平和の実現こそ尊い英霊に報いる道と信じ 平成10年社殿を一部修復 慰霊奉仕と社殿の永久護持に努めている。
自由
無料
10分位
有り(日和山公園)