かみゆぎかんのんどう
東京都八王子市上柚木402-2
当堂の本尊は、準提観音菩薩であり、開創の年代は不明である。文化年代由木永林寺の住職知海和尚のすすめで伊藤氏が願主となり、並木原に堂を再建した。その当時の本尊は石造の準観音であったが、明治のはじめ火災..
当堂の本尊は、準提観音菩薩であり、開創の年代は不明である。文化年代由木永林寺の住職知海和尚のすすめで伊藤氏が願主となり、並木原に堂を再建した。その当時の本尊は石造の準観音であったが、明治のはじめ火災に遭い、破損したため、新たに木造の準提観音をつくり、並木原より現在の神明に移転し堂を再建した。明治の中頃迄は永林寺の役僧が交代にて堂を管理していたが現在この堂は上柚木地区の持ちとなり、神明講中で管理している。春秋二回観音講が開かれ地域の人々の信仰を集めている。
武相卯歳観音霊場 第三十五番霊場