もぐさかんのんどう(しょうれんじ)
東京都日野市百草849-1
百草観音堂の創建年代等は不詳ながら、明治維新後に廃寺となった慈岳山松連寺(現百草八幡神社地)境内にあった仏堂だといい、本尊観音像は、源家代々の御守本尊を、源頼義が松連寺(真慈悲寺)を再建する際に納め..
百草観音堂の創建年代等は不詳ながら、明治維新後に廃寺となった慈岳山松連寺(現百草八幡神社地)境内にあった仏堂だといい、本尊観音像は、源家代々の御守本尊を、源頼義が松連寺(真慈悲寺)を再建する際に納めたものと伝えられ、武相卯歳観音霊場四十八ヶ所9番となっています。
聖観世音菩薩
武相卯年観音霊場札所9番
百草観音堂に安置されている仏教彫刻群は、平安時代〜江戸時代までの様式を備え、いずれも美術的・技巧的に優れたものである。 これらは、平安時代末〜中世にかけて百草に存在したと推定される真慈悲寺や、江戸時代に存在した桝井山松連寺と後に続く慈岳山松連寺との関連が考えられ、百草地区における寺院の変遷を考える上で重要なものである。 (日野市教育委員会掲示より)
なし