ふうじんじゃ
島根県松江市玉湯町林1204
この地は「出雲風土記」に「拝志ノ郷」と記されている。この地名の起源は、大己貴命が越の国(北陸)の八口を平定に向われる途中、この郷に樹木の繁茂しているのを御覧になり、自らの勇ましい御心を栄え栄えと引き..
この地は「出雲風土記」に「拝志ノ郷」と記されている。この地名の起源は、大己貴命が越の国(北陸)の八口を平定に向われる途中、この郷に樹木の繁茂しているのを御覧になり、自らの勇ましい御心を栄え栄えと引き立たせる林であると「吾ガ御心ノ波夜志」と詔ったことによる。 (官の倉庫や郷長の家も布宇神社所在の本郷地区内にあったと言われている。) 当社は「出雲風土記」に意宇郡、拝志郷(波夜志郷)「布宇社」と記されている。「出雲風土記」にある「此ノ地ニ正倉アリ」の「正倉」のあった所といわれる現在の「元宮」の地に鎮座されていたが、元禄十二年(一六九九年)火災により焼失したため、起源、経過等明らかではない。
大己貴命、素戔鳴命、級長戸辺命、下照比売命
風ノ宮
例大祭 10月13日 祈年祭 3月11日 夏祭 7月15日
あり