しんぷくじ
福島県いわき市江名天ケ作318
勝祐律師が恵心僧都の八大龍王尊を背負って中ノ作に上陸し、根岸に堂宇を創建して正覚院となし、海上安全を祈願した時を開山年代とする。 明徳3年(1392)に堂宇は全焼し、永享3年(1431)には領主平..
勝祐律師が恵心僧都の八大龍王尊を背負って中ノ作に上陸し、根岸に堂宇を創建して正覚院となし、海上安全を祈願した時を開山年代とする。 明徳3年(1392)に堂宇は全焼し、永享3年(1431)には領主平蔵氏が再建して鎮護国家・武運長久・海上安全の祈願所とした。 その後、慶安3年(1650)に勝門権大僧都が現在地に伽藍を建立し、延宝8年(1680)には、本寺恵日寺の祐誉僧都が江龍山正覚院真福寺とあらためました。 宝永3年(1706)に吉田源太郎豊之が檀信徒と協力して、本堂・龍王殿・鐘楼などを造って、享保3年(1719)には、大日如来を本尊として祀った。嘉永7年(1854)に亮真和尚が全国巡錫の時に、火災によって全焼し、安政4年(1857)亮真和尚が現在の本堂を再建して中興の祖となった。
江龍山
正覚院
高野山真言宗
別格本山
大日如来
勝祐律師
安政4年(1857)
亮真和尚
福島八十八ヶ所霊場 第61番札所
あり