よこやかんのん
長野県茅野市北山蓼科
昭和十二年、元陸軍中将の市瀬源助翁がこの地を訪れた際、清らかにして美しく、自然の精気漲る雄大な横谷峡に護国の霊地を築こうと発願されました。 そこで、北山湖東一部事務組合(現在の茅野市外山財産区)の..
昭和十二年、元陸軍中将の市瀬源助翁がこの地を訪れた際、清らかにして美しく、自然の精気漲る雄大な横谷峡に護国の霊地を築こうと発願されました。 そこで、北山湖東一部事務組合(現在の茅野市外山財産区)の協力の下、金沢国有林の神聖な深山から元木を奉受し、当時の金沢村木舟区の大島武左衛門氏宅を借り、茅野市出身の彫刻家である小川由加里氏に観音菩薩像の造立を依頼しました。 小川氏は心身を清め、半年に渡り心魂を込めて像高六尺余りの御尊像を完成しました。 小原龍海僧正により開眼法要が荘厳にお勤めされ、横谷聖観世音菩薩と称されましした。
茅野駅から車で30分
10分
有り