じぜんいん
広島県尾道市西久保町11-37
持善院は尾道市摩尼山西國寺の塔頭寺院で、宗派は真言宗醍醐派、本尊は聖観世音菩薩像です。 鎌倉時代の延慶2年(1309)、西國寺再興の僧・慶鑁和尚が創建したと伝わっています。 江戸時代の文化・文..
持善院は尾道市摩尼山西國寺の塔頭寺院で、宗派は真言宗醍醐派、本尊は聖観世音菩薩像です。 鎌倉時代の延慶2年(1309)、西國寺再興の僧・慶鑁和尚が創建したと伝わっています。 江戸時代の文化・文政の頃、水害や山津波により再三被災しましたが、文政12年(1829)に本堂・庫裡を一棟として再建されました。 本堂の直ぐ左隣には伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀る瓦葺屋根の鎮守社・多賀皇神社が建っていて、古い神仏習合のなごりが残っています。 正月の初詣で参拝者に配られる「干支の飾紙」は評判が高く、外国にまで送られています。
真言宗
醍醐派
西國寺塔頭
延慶2年(1309年)
聖観世音菩薩像
慶鑁和尚
JR山陽本線尾道駅下車。 東尾道駅(又は車庫)方面行きのバスに乗車して、西国寺下バス停で下車。 西国寺方面に徒歩約5分。