がんごうじしょうとういんあと
奈良県奈良市西新屋町45
元興寺は、明日香村にあった法興寺(現・飛鳥寺(安居院))が平城京遷都にともなって移設されたお寺。もとは1つの境内地でしたが、火災や一揆などにより焼失・破壊が繰り返され、現在は極楽坊・塔跡・小塔院の3..
元興寺は、明日香村にあった法興寺(現・飛鳥寺(安居院))が平城京遷都にともなって移設されたお寺。もとは1つの境内地でしたが、火災や一揆などにより焼失・破壊が繰り返され、現在は極楽坊・塔跡・小塔院の3つのお寺に分かれています。 小塔院は元興寺金堂の南西に位置し、東大塔院(現・塔跡)に対し西小塔院、もしくは吉祥堂と呼ばれていました。称徳天皇が百万塔を納めるために建立したと伝わり、また現在極楽坊にある五重小塔(国宝)が安置されていたともいわれます。 宝徳3年(1451)の土一揆によって全焼し、現在は宝永4年(1707)に建てられた虚空蔵堂を本堂としています。昭和40年(1965)には元興寺小塔院跡として国史跡に指定されました。
真言律宗
虚空蔵菩薩
JR京終駅 から徒歩約8分 近鉄奈良駅 から徒歩約10分
なし