じぞうじ
山形県山形市蔵王上野515
江戸時代中期(貞享四年・一六八七年)頃、上野村(現在、山形市蔵王上野)に 寺はなかったが、村の集会の時、村人の心の依り処として寺院の建立を全会一致で決定し、 村人の総意により、建立された。 本尊は..
江戸時代中期(貞享四年・一六八七年)頃、上野村(現在、山形市蔵王上野)に 寺はなかったが、村の集会の時、村人の心の依り処として寺院の建立を全会一致で決定し、 村人の総意により、建立された。 本尊は、当時、村内、辰ノ口に延宝四年・一六八〇年に建立された 小さなお堂があり、そこに祭られていた地蔵菩薩を本尊として勧請した。 宗旨は、当時、村人の大半が半郷の安養寺(曹洞宗)と 寺町の唯法寺・成沢の常善寺(浄土真宗)の檀徒であったため、 どちらの宗旨でもない真言宗をということで、賛同を得て 山形の宝憧寺(真言宗本寺:現在、もみじ公園)に願い、庵寺となる。 地蔵寺十一世、佐藤良音の代より寺号になる。 現在に至る。
宝珠山
真言院
真言宗
智山派
延命地蔵菩薩
山形百八地蔵尊霊場第9番 延命地蔵尊
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