おうじょういん
愛知県豊田市高橋町3丁目8
前身は地蔵堂。正徳元年(1711)に便空宣元方随を開基とし新屋町(現・豊田市高橋町)に住む水野一統が創建した。弘化3年(1846)当院五世性瑞の時、庫裏を再建したが、明治6年(1873)額田県令によ..
前身は地蔵堂。正徳元年(1711)に便空宣元方随を開基とし新屋町(現・豊田市高橋町)に住む水野一統が創建した。弘化3年(1846)当院五世性瑞の時、庫裏を再建したが、明治6年(1873)額田県令により廃寺となる。それまで地蔵堂と称した。 明治13年8世中西秀導を迎えて、水野弥四郎はじめ村の有志の者が発起人となり、新屋町全体で世話する寺として再建した。以来随応院末寺として存続が認められ、寺部往生院と称するに至った。また、木製の秘仏胎内地蔵があり、聖徳太子の作と伝えられている。
松枝山
浄土宗
阿弥陀如来
有り