やくおうじ
福島県石川郡石川町字大室563
大同2年(806)に奈良より下向した徳一大師によって開創された。 その後、鎌倉時代には天台宗に改宗されたらしく、その証拠には、鎌倉中期の作とみられる阿弥陀如来の破損仏が薬師堂に安置されているし、正..
大同2年(806)に奈良より下向した徳一大師によって開創された。 その後、鎌倉時代には天台宗に改宗されたらしく、その証拠には、鎌倉中期の作とみられる阿弥陀如来の破損仏が薬師堂に安置されているし、正慶元年(1332)に作られた仁王般若経版木と、康暦2年(1380)に作られた妙法蓮華経版木が現存し、『東奥仏法弘通檀林石川薬王寺大坊』とあり、当寺が経典を印刷発行する一大学問所であったことが分かる。 当寺が真言宗に転派したおとは石川公の祈願所となった。
医王山
真言宗
智山派
大同2年(806)徳一大師
大威徳明王
あり