まえだじんじゃ
北海道岩内郡共和町前田300
明治19年、新開地には住民の土着が第一の条件ということで、大谷地から木材を搬出、小校舎を建て移民の子弟に教育を授けると共に、移住者の土着心を喚起する目的で神社を建立したことに始まる。明治20年5月、..
明治19年、新開地には住民の土着が第一の条件ということで、大谷地から木材を搬出、小校舎を建て移民の子弟に教育を授けると共に、移住者の土着心を喚起する目的で神社を建立したことに始まる。明治20年5月、西田三郎外3名が出願し、6月11日に創立許可を得たため、金沢市尾山神社の御分霊を受けて祀った。明治24年村社に列格した。同34年字起業社に3000坪の払下を出願し翌35年許可された。明治36年9月前田利為侯が前田村を訪れたが、その後明治40年4月5日暴風のため社殿が破壊し、前田侯より200円の寄附を得て10月10日社殿が再建竣工した。大正9年9月神饌幣帛料供進神社に指定され、同年10月天照大神を増祀した。昭和57年3月開基百年祭を斎行した。
天照皇大神 前田利家
旧村社