本郷社の起源は明らかでないが、樹令から推して数百年以上の歴史をもつことは確実である。
従来天白大神だけが鎮座されていたが天保六年(千 八百三十五年)八月八幡大神を久保の旧社地から選 し奉り天保九年八月天照大神を神明社の旧社地(現 在の地蔵堂)から遷し奉り、三神宮又は三神社と呼んだ。
文政八年(千八百二十五年)桑名藩主松平越中守に奉った書状には東西三十七間南北三十二間とあり、又、明治八年度会県の管轄のとき地方庁の調査があり社地を境内と境外に分け境内を三反二畝五歩と定め、社名は本郷村から申請の通り本郷社として認可登記された。
明治三十七年八月十二日火災に遭ったが明治三十八年一月十五日修復された。
昭和六十一年五月二十二日 神殿新築地鎮祭執行
昭和六十一年九月二十八日遷座祭執行
昭和六十一年十月一日竣工祭執行