さいこうじ
岐阜県郡上市明宝畑佐529
明治7年の寺院明細取調簿には、「明応9年に村の玉森伊兵衛という者が飛驒国大野郡白川郷中野村の真宗照蓮寺の弟子となって慶善坊と改名し、道場を建てた。以後山城国真宗本願寺の法系を汲んだ。元和3年(161..
明治7年の寺院明細取調簿には、「明応9年に村の玉森伊兵衛という者が飛驒国大野郡白川郷中野村の真宗照蓮寺の弟子となって慶善坊と改名し、道場を建てた。以後山城国真宗本願寺の法系を汲んだ。元和3年(1617年)9月25日、4世・了玄が本願寺から寺号を賜った。」と記されている。 創建時の伝承から、伊兵衛はもとから照蓮寺の門徒だったと考えられている。また、同じ畑佐地区の畑佐惣左衛門は西光寺より先だって文明7年に照蓮寺門徒として阿弥陀如来像を賜っていることから、この地域には幾人も照蓮寺の有力門徒がいたと考えられている。
明宝畑佐(めいほうはたさ)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第三ブロックに所属している。 現住職は19世・玉森潤氏。
玉森山(たまもりざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
阿弥陀如来
玉森山西光寺
六字名号掛軸1幅(蓮如上人直筆)
有り(境内西側)