さいしょうじ
岐阜県郡上市八幡町島谷字山本町672
貞永2年(1233年)、上洛して親鸞聖人に帰依し直弟となった清和天皇15世孫・伊豫守源宗政が、多田専修と名乗って摂津国多田庄(現・兵庫県川辺郡)に創建した。 延徳元年(1489年)、9世・専宗によ..
貞永2年(1233年)、上洛して親鸞聖人に帰依し直弟となった清和天皇15世孫・伊豫守源宗政が、多田専修と名乗って摂津国多田庄(現・兵庫県川辺郡)に創建した。 延徳元年(1489年)、9世・専宗によって美濃国郡上郡市島村に移され、道場として整備された。 天文3年(1534年)、すぐ近くにあった天台宗法林坊が浄土真宗に改宗したため、道場として管理下においた。この道場は現在の安立寺である。 永禄9年(1566年)、郡上で起きた戦乱の被害を受けて堂宇や宝物が全焼したため、隣の川佐村(現・八幡町旭)に移転した。 12世・専勝のとき、越前国大野郡へ移された。 寛永元年(1624年)、13世・専常のとき世継ぎの都合で寺が3つに分かれることとなり、うち1つが郡上八幡城下に存続することとなった。 寛文5年(1665年)、郡上八幡城6代城主・遠藤常友による城下町整備のため現在地(八幡町赤谷山本)に寺領を与えられて移った。
八幡町島谷(はちまんちょうしまだに)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第二ブロックに所属している。 現住職は25世・多田克次氏。
妙高山(みょうこうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
1233年(貞永2年)
阿弥陀如来
多田専修(源宗政)
妙高山最勝寺
有り(境内)