くわじまじんじゃ
石川県白山市桑島四号87-41
東島神社は天徳年間村の南方に一堂を建立し川上御前を祀ったのを創始とする承保年代越前平泉寺との紛争のさい祭神を譲ったがその後一旅僧の預け残した上宮厩戸豊総耳皇子の立像を祭る神として村の中央西側に社殿を..
東島神社は天徳年間村の南方に一堂を建立し川上御前を祀ったのを創始とする承保年代越前平泉寺との紛争のさい祭神を譲ったがその後一旅僧の預け残した上宮厩戸豊総耳皇子の立像を祭る神として村の中央西側に社殿を造営し祀ったと伝えられる。西島神社は養老年間泰澄大師より観音像を授けられたのが本社の起源で六百年前大火で焼失さらに三百年前にも罹災し行基作という阿弥陀如来像を失いその後薬師如来像を求めて奉祀したという明治八年天照大神を祭神としたが本社は明治三十年再び焼失しその後再建された。手取川本流ダム建設にともなう水没のため昭和五十二年四月東西両神社を合併して桑島神社と改称する昭和五十三年十月新桑島の景勝の地に元東島神社を移転社務所を新築して慶賀祭を行なう。
上宮之廏戸豐聰耳命 天照大神