くらみじんじゃ
島根県松江市新庄町994
出雲国風土記の国引き神話にある闇見の国の総社である。風土記には久良彌社、同波夜都牟自社、椋見社が見える。 闇見の国は西は佐太川以東、東は手角・稲積の地溝から西、南は大橋川以北である。闇見の「闇」(..
出雲国風土記の国引き神話にある闇見の国の総社である。風土記には久良彌社、同波夜都牟自社、椋見社が見える。 闇見の国は西は佐太川以東、東は手角・稲積の地溝から西、南は大橋川以北である。闇見の「闇」(久良)は谷を意味し、「見」(彌)は大神が主宰照覧するという意味である。この大神が支配する地を闇見の国といった。 久良彌神社の闇於加美神はその御名のとおり闇見の国を支配し、水の神でもある。農業をはじめ諸々の産業を興し、同速都牟自別神は風を支配し、鉱工業、商業を発展させ民を守る神として崇敬されている。
闇於加美神、速都牟自別神
式内社(小)
春日造変態
例祭10月17日 祈念祭3月17日
付近に駐車スペースあり
なし