いわとじんじゃ
栃木県鹿沼市引田1773
ここは住古から大神宮岩戸と呼ばれ天然の岩窟となっていたところです。 天和元年(1681年)のある夜、この里の工匠高村嘉右衛門の夢に神が現れ『岩戸に宮社を建立すべし』と告げられました。翌朝、岩戸の地..
ここは住古から大神宮岩戸と呼ばれ天然の岩窟となっていたところです。 天和元年(1681年)のある夜、この里の工匠高村嘉右衛門の夢に神が現れ『岩戸に宮社を建立すべし』と告げられました。翌朝、岩戸の地主福田家を訪ねて、夢の話をすると福田家の主も『実は自分も同じ夢を見たのだ』とおどろきました。これは霊夢にちがいないと、二人は、伊勢両宮に詣で、神木及び添書を請い求めて、ここに一社を建てて勧請しました。以来、遠近の人々がこの話を伝えて、日毎月毎に増え群集するほどになりました。その後も御宮を建て替える毎に、伊勢両神宮の荒木田神主、佐八神主から神木御祓い等を贈られて齋き奉ってきた御社です。
大日靈貴命・豊宇気毘賣命
岩窟