天龍稲荷神社

てんりゅういなりじんじゃ

青森県八戸市大字徒士町7-4

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八戸市の工藤家(屋号は根新)の敷地内に一族の守護神として大正時代に建てられたものです。もともとは、例祭の日を除いて根新の親類縁者以外は参拝できませんでしたが、昭和50年代に老朽化のため長根公園側の戸..

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基本情報

祭神

主神 千手観音菩薩、天龍御華稲荷大神
その他、多数の神仏を合祀

天龍御華稲荷大神は「てんりゅうおはないなりおおかみ」と読みます。長い名前なので、天龍稲荷様、御華稲荷様の略称で呼ばれることが多く、女神だといわれており、人前に姿を現す時はたいへん美しい女性の姿で示現すると言い伝えられています。

神体

千手観音菩薩が宿られていると言われる石が御堂の御神体です。見た目は平凡な石ですが、観音様が宿られているとと言われているものなので、錦の袋に包まれて、蓮華座に鎮座された状態で厨子に納められています。

社格

無社各 私有地の中で、私的にお祀りされていたものです

創建

大正の頃、根新の田家の槻ノ木の根元にコンクリートの製の井戸枠を横たえ、狐穴に見立て仮の社とし、稲荷神を祭ったのが始まりです。その後、大正14年にその横に正式な「御室(おむろ)」と呼ばれる小祠が建てられ、大正15年に神社の中心となる「御堂(おどう・観音堂)」が建立されました。さらに、戦後になってから、根新が他の場所で祀っていた、別な稲荷の小祠が遷宮され、境内社となりました。この祠は現在、地主八大龍神も合祀され御社(おやしろ)と呼ばれています。

本殿

御堂と呼ばれる方行屋根の仏式の建物で、観音様を祀る為に建立されたものですが、お稲荷様もいっしょに祭られているため、ご眷属の通り道の狐穴が存在します。本殿の前にある相生の槻ノ木は御神木です。
(御堂から離れていますが、御室の側の槻ノ木も御神木です)

別名

天龍稲荷社

札所等

なし

拝観料

無料

駐車場

無し

トイレ

無し

最終編集者 zyugemu
初編集者 ta~ka 2022/06/17 15:20