きじのじんじゃ
宮崎県東臼杵郡美郷町南郷区鬼神野2320
寛永7年(1630)平家残党の追善供養のため、平家の祭神市杵島姫命を祀ったのが創建という。文化5年(1808)11月の棟札1枚を有する。神田明神と称せしを明治4年11月、八幡神社(字小村鎮座・祭神、..
寛永7年(1630)平家残党の追善供養のため、平家の祭神市杵島姫命を祀ったのが創建という。文化5年(1808)11月の棟札1枚を有する。神田明神と称せしを明治4年11月、八幡神社(字小村鎮座・祭神、息長足姫命)天満社(字市谷鎮座。祭神、国常立命)若宮社(字田出原鎮座・祭神、伊弉那岐命)稲荷社(字折立鎮座・祭神、保食命)この4社を合祀して、鬼神野神社と改称し、社格村社に定められる。明治40年2月、神饌幣帛料供進社に指定された。 例祭日には、神楽、臼太鼓踊が盛大に奉納される。 昔当地は深い草地で秋冬になると黄色い野原になることから黄地野といわれ、それが転化したものとも、あるいは雉が多くいたことから雉野と呼ばれ、鬼神野と書き改められたとも伝えられる。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) 国常立命(くにのとこたちのみこと) 伊弉諾命(いざなきのみこと) 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと) 保食命(うけもちのみこと)
村社
寛永7年(1630)
本殿(流造)5坪 拝殿(春日造)7坪
十二月十五日
有り
有り 簡易トイレ