とうりゅうじ
山口県宇部市棚井棚井上647
延元4年(1339)、長門国守護厚東武実が、名僧南嶺和尚を招聘して開山となし、厚東氏菩提所とした。 興国6年(1345)、安国寺にあてられ崇光天皇より「安国東隆禅寺」の勅額を賜うた。 正平6年(..
延元4年(1339)、長門国守護厚東武実が、名僧南嶺和尚を招聘して開山となし、厚東氏菩提所とした。 興国6年(1345)、安国寺にあてられ崇光天皇より「安国東隆禅寺」の勅額を賜うた。 正平6年(1351)、詔して諸山(寺の格式)に加えられた。 南北朝時代には、禅宗様式の伽藍も整い、20余の塔頭を育し、長門国における禅宗の弘布(ぐふ)の中心として重きをなしていた。
鳳凰山
臨済宗
南禅寺派
安国東隆禅寺
『南嶺子越住筑前聖福寺諸山疏并江湖疏』(絹本墨書)は重要文化財