当山は真言宗飫肥成就寺の末流であり飫肥藩主伊東氏より禄高二十二石六斗を給された由緒ある寺である。
開山は人皇第33代推古天皇の御代(593-628)百済の僧日羅上人と伝えられている古名刹で本尊は1寸8分の閣字堤金の正観音であり全国で御3体の一つとも言われている。その他馬頭観音、千手観音等ともに宮崎県文化財の指定を受けている。
住職も名僧知識の高い僧も数多く特に高名の僧 勢誉(通称 赤面法印)の墓もある。此のお寺は日向七堂伽藍の一つに数えられ霊験顕なる霊場特に子さづけ、安産、一家安泰の守り神として尊ばれ又馬頭観音は家畜の守り神として有名である。
縁日は毎年3月18日。 御開帳が行われている