創立年代は不詳。社の古棟札に天正十年(1582年) 遠江国佐野郡倉真郷粟大菩薩とあり、往古よりこの郷の産土神として仰がれている。
また宝永五年(1708年)の棟札に松平遠江守悪河城当主奉造営とある。
慶長九年の反別調にも古神地八幡領とあり、朱印七十五石あったと伝えられる。 明治六年村社に列し、同四十三年神饌幣帛料共進神社となる。 明治二十四年(1891年)社殿改築、大正十四年鳥居改築、昭和十五年手水舎改築。 平成十七年倉真産の桧・杉材のみを用いた社殿を造営し石垣、参道、灯籠手水舎、社務所を改築した。