せんねんじ
岐阜県郡上市美並町白山365-2
大永4年(1524年)に最勝寺(八幡町島谷)の弟子となった超須(旧名・野々村六左衛門)によって、享禄元年(1528年)に現在地で草庵として創建された。 寛永19年(1641年)、6世・超恵は本願寺..
大永4年(1524年)に最勝寺(八幡町島谷)の弟子となった超須(旧名・野々村六左衛門)によって、享禄元年(1528年)に現在地で草庵として創建された。 寛永19年(1641年)、6世・超恵は本願寺13世・良如から専念寺の寺号を賜った。 本尊阿弥陀如来像は天照皇大神宮の作(つまり神が作った)と伝わっている。その由緒は「奈良西大寺の覚乗法師が伊勢神宮参拝を願ったが許されず、御神体を拝みたいと一心に祈ると五十鈴川畔で待てとのお告げを受けた。川辺へ行くと大蛇が現れたため袈裟を脱いで大蛇に打ちかけたところ大蛇が天童と化し、"本当の姿を見たければ無量寿寺の本尊が朕本地身である"と告げて消えた。鈴鹿国府の無量寿寺へ行き本尊を見せてもらうと、大蛇に打ちかけた袈裟を肩にかけた阿弥陀如来像であった。この尊像を様々な人に見せたいと念仏を唱えると、夜明け頃に枕元に阿弥陀如来像があり、そのまま笈に納めて六十余州を回って阿弥陀ケ滝に安置した。のちに寺へ納めら本尊となった」というものである。
美並町白山(みなみちょうはくさん)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第二ブロックに所属している。 現住職は野々村宏行氏。
瑞應山(ずいおうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
1528年(享禄元年)
阿弥陀如来
超須(野々村六左衛門)
瑞應山専念寺
有り(境内南)