さなげじんじゃやまなかかんのんどう
愛知県豊田市猿投町大城7-3
豊田市に残る歴史的建造物としては最も古い建物といわれ、貴重な文化財となっている。猿投神社・本社の北東方向(鬼門)約300メートルのところに建てられ、神社に入ろうとする災厄を払う役割を担っていた御堂と..
豊田市に残る歴史的建造物としては最も古い建物といわれ、貴重な文化財となっている。猿投神社・本社の北東方向(鬼門)約300メートルのところに建てられ、神社に入ろうとする災厄を払う役割を担っていた御堂とみられていまる。神社境内から外にあった故か、明治維新の廃仏毀釈で取り壊されることなく今に至っている。ご本尊は、平安時代中期の作と伝えられる「千手観音菩薩」。
神仏分離により神宮寺本地仏を失った神社の多いなかで、平安時代の神仏習合の様相を今に伝えている。
千手観音菩薩