ふるみやじょう
愛知県新城市作手清岳宮山31
古宮城は武田信玄が三河侵攻の拠点として、家臣の馬場信春に築かせた城です。城将として小幡又兵衛、甘利左右衛門、大熊備前守らが駐屯しました。「長篠の戦い」に先立つ1573年(天正元年)、奥平貞能・貞昌父..
古宮城は武田信玄が三河侵攻の拠点として、家臣の馬場信春に築かせた城です。城将として小幡又兵衛、甘利左右衛門、大熊備前守らが駐屯しました。「長篠の戦い」に先立つ1573年(天正元年)、奥平貞能・貞昌父子は武田氏を離反して徳川氏に帰属し、その際に古宮城は徳川・奥平氏によって攻められ落城しています。現在も土塁や竪堀などがきれいに残っており、丘全体を要塞化した信春の縄張りがよくわかります。