とやじんじゃ
島根県出雲市斐川町鳥井815
古事記、国譲りの条に「国譲りに最後まで反抗された、出雲国唯一剛勇の神 建御名方命は、高天原からの国譲り交渉の使者 建御雷命に対して、千引きの岩を両手で捧げ“我が国に来てわけも無いのに国を譲れとはけし..
古事記、国譲りの条に「国譲りに最後まで反抗された、出雲国唯一剛勇の神 建御名方命は、高天原からの国譲り交渉の使者 建御雷命に対して、千引きの岩を両手で捧げ“我が国に来てわけも無いのに国を譲れとはけしからん”と、その岩を投げつけられた。しかし、建御雷命は巧みにそれを避けて反撃。二神の争いはしばらく続いたが、建御名方命の力及ばず信濃の国の諏訪まで逃げられ、ついに降参され国譲りを認められた」とある。 投げられた千引きの岩は内海に立ち、そこへ多くの鵠(白鳥)が群がった。里人達はその風景がまさに鳥小屋のように見えたので、この地が鳥屋という地名になった。そしてその岩の上に建御名方命ご鎮座の鳥屋社が造営されている。
建御名方命
11月1日
あり