かんべおおみやじんじゃ
愛知県田原市神戸町川坂85
社伝に、垂仁天皇二十六年に伊勢国の五 十鈴の宮に御鎮座の以前に皇女倭姫命を御杖代とし て、近江、美濃、尾張の中島を経て三河国に入り、当 村の字川坂にお着きになる。 時に垂仁天皇十四乙巳年 八月のこと..
社伝に、垂仁天皇二十六年に伊勢国の五 十鈴の宮に御鎮座の以前に皇女倭姫命を御杖代とし て、近江、美濃、尾張の中島を経て三河国に入り、当 村の字川坂にお着きになる。 時に垂仁天皇十四乙巳年 八月のことで、国造、早速に行宮を造り神戸七郷(青 津、添田、市場、新美、志田、赤松、谷ノ口)を奉る。 遠州浜松に遷幸になる。 行宮跡を産土神として祀る。 本神戸はこの地なり。 慶長六年(一六〇一) 伊奈備前 守、社領三十五石寄進。 歴代の田原城主の崇敬あつく、 明治四年七月四日、村社に列し、大正十三年三月、指 定社となる。 昭和五年十月四日、郷社に昇格する。 同 九年十一月、社殿中門、社務所を増改築された。 平成三年十月十六日社務所改築。
天照皇大神
旧郷社 10等級
本殿 神明造 1.17坪 幣殿 6.00坪 拝殿 32.00坪 社務所 22.84坪
10月16日
特殊神事 寐息の祭 氏子旧正月申酉の両日午后二時より六時の間、寐臥して表に出ず謹慎するを例とする。