おおめじんじゃ
新潟県佐渡市吉岡1284
大目神社(おおめじんじゃ)は、新潟県佐渡市吉岡にある神社。
『延喜式』巻9・10神名帳 北陸道神 佐渡国 羽茂郡「大目神社」に比定される式内社(小社)。佐渡国二宮で、近代社格では村社。
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佐渡国にある式内社を総称した、佐渡国九柱の一つ。ニの宮とも。御祭神は大宮売神(おおみやめのかみ)。
『和名類聚抄』に見える「大目郷」の神であろうとされる。大己貴命とする説もあると言い、背後の大目林が神体山だという。
旧社地は小河内川川岸宮脇橋の左岸段丘上平坦地だという。承暦4年(1080年)6月10日、神祇官奏上。
『佐渡志』に「徳治2年(1307年)7月、吉岡地頭本間遠江守この社を修理せし時の棟札は今も残れり」とある。この時、現在地に遷座とも伝わる。
また、大永年間(1521年-1528年)、洪水があり、当社の他、小河内川の畔にあった真樂寺も災害に遭い、双方いずれも現在地に遷座したとも。
明治6年(1874年)に村社に列する。例祭は11月17日で秋祭。
大宮売神
式内社(小)
佐渡國二宮