かんのんどう
神奈川県三浦市原町13-14
三浦氏最後の族長、義同別名三浦道寸が永正5年(1518)油壷の新井城で討死したため、奥方が道寸の菩提を弔うため尼となり庵を結んだ。この時の庵(当時は錬乗院といった)が円通山観音堂と名を改め現在に至り..
三浦氏最後の族長、義同別名三浦道寸が永正5年(1518)油壷の新井城で討死したため、奥方が道寸の菩提を弔うため尼となり庵を結んだ。この時の庵(当時は錬乗院といった)が円通山観音堂と名を改め現在に至り、(大椿寺兼務)ご本尊如意観世音は恵心僧都作で道寸の守り本尊であったと伝えている。また、この観音堂は、市内原町にあることから『原の観音』と呼ばれる安産の観音様として信仰されている。
円通山
臨済宗
妙心寺派
1518年(永正15年)
如意輪観世音
三浦道寸の家臣川島吉隆
無料
無し