にしきまちごほうでんくまのじんじゃ
福島県いわき市錦町御宝殿81
大同二年(807)六月七日熊野新宮の分霊を別当日下大膳によって勧請し長子地内の仮宮に奉祀した。 弘仁元年(810)ニ月十五日大島米ノ倉に遷座(現在地)。 霊験あらたかなるところから、菊田庄司が刀..
大同二年(807)六月七日熊野新宮の分霊を別当日下大膳によって勧請し長子地内の仮宮に奉祀した。 弘仁元年(810)ニ月十五日大島米ノ倉に遷座(現在地)。 霊験あらたかなるところから、菊田庄司が刀剣を鋳造して奉献され、以来、御宝刀殿大権現として尊崇され、更に文禄五年(1596)、常陸城々主佐竹又七郎より、黒印220石を贈られ旧菊田郷73ヶ村の総鎮守とされた。 本殿は、正応三年(1290)の築造と伝えられ、その後幾度か社殿の維持工事があった。 明治十七年(1884)に社殿造営、昭和十一年(1936)屋根葺き替え、昭和五十四年(1978)社殿改修。 (祭神、由緒は、小泉明正『浜通りの熊野神社めぐり』 (歴史春秋出版)参照)
伊弉册尊、豫母都事解之男命、速玉之男命
旧県社
810(弘仁元年)
1290年(正応三年)に築造
七月三十一日、八月一日に幼児田楽(ざらっこ)
重要無形民俗文化財
JR常磐線植田駅から徒歩20分
無料
15分
有り 社務所東側