さかえばしいなりじんじゃ
静岡県富士宮市宮町10
文化年間当地に疫病が流行し又、八年ごとに大火災があり、地域住民の困惑は極度に達しました。当家(現在のかぎや薬局)二代目 鍵屋 忠蔵は、災難をおさえるため、文化十一年七月(西暦1814年)供を連れ京..
文化年間当地に疫病が流行し又、八年ごとに大火災があり、地域住民の困惑は極度に達しました。当家(現在のかぎや薬局)二代目 鍵屋 忠蔵は、災難をおさえるため、文化十一年七月(西暦1814年)供を連れ京都に赴き伏見稲荷大社の本宮より書き付けをもらい現在の地に栄橋稲荷神社として建立しました。以後鍵屋を中心に近隣の皆様の協力を得て祭られています。
*名称の由来 神社建立の時、その地の前に宮町から日街に渡る川に栄橋と言う橋が掛かっており、そこから栄橋稲荷神社と名づけられました。 (川は現在道路の下を流れ橋はなくなりました。)
月日が経ち、街中の美化と地域繁栄を願い、平成十六年本殿の改修工事を行いました。その際昔の手水の石を使い、新手水舎を設置しました。平成十六年十一月に新しい本殿の遷座祭・奉祝祭を執り行い現在に至っています。この水は地下三十メートルにある岩盤をくり抜いて出されている富士山の伏流水を利用した清浄な(検査済)地下水です。
宇迦之御魂神
元禄年間あるいは文化11年
陰暦9月22日
富士宮駅から5分
無料
なし