当神社は幸福増進、治病開運、交通安全の神様を奉斎してあります。
発祥の由来は遠い昔姫路の神丘の一つと称せられた頃と言われ或る年の秋夜空にきらめく星、にわかに流れ旧山頂に轟く音と共に落下霊石に化為したと伝えられております。
爾来霊験逸話数知れず衆人皆神聖なる霊地として参詣奉拝しました。数年後数次に亘り社殿堂宇の建立があり昭和に及びましたが戦災に堂宇を焼失し、以来参拝の不便等もありましたが昭和四十三年姫路市の都市行政計画に基づき聳え立つ山頂を曳均し、平地とする事に定まり御神慮を畏み、御遷座の安泰を祈願吉方の聖地を此地に斎定、御霊石の神岩を御奉遷申し上げ御神殿を旧状に復元造営し故事に因み大御岩神社の社号を奉載して社頭賑々しく今に至れるものであります。