りゅうえんじ
愛知県犬山市羽黒字小安40
明応8年(1499年)、鎌倉幕府の有力御家人・梶原氏の子孫であった斉木圖書政次の嫡子・五左衛門尉政胤が、父母の恩に報いるため丹羽郡羽黒村田中に田中寺の名で創建した。 政胤の次男は出家して浄教と名乗..
明応8年(1499年)、鎌倉幕府の有力御家人・梶原氏の子孫であった斉木圖書政次の嫡子・五左衛門尉政胤が、父母の恩に報いるため丹羽郡羽黒村田中に田中寺の名で創建した。 政胤の次男は出家して浄教と名乗り、浄土真宗に帰依して改宗した。 寛永13年(1636年)、3世・慶西が田中山立圓寺と改め、明暦2年(1656年)には堂宇を現在地に移した。 現本堂は文政7年(1824年)、現山門は天保9年(1838年)、鐘楼は元治元年(1864年)、現玄関・庫裏は明治13年(1880年)、倶会堂は昭和55年(1980年)にそれぞれ建立されたもの。
田中山(たなかさん)
浄土真宗
真宗大谷派
1499年(明応8年)
阿弥陀如来
斉木政胤
1636年(寛永13年)
慶西
田中山立圓寺
有り(境内北側)