ほうこうじ
愛知県江南市古知野町字本郷114
仁寿2年(852年)、3代天台座主・慈覚大師によって天台宗の寺院・鷲林山薬王寺として創建された。次第に廃れて廃寺同然となった。 貞永元年(1232年)、親鸞聖人が東国教化の帰途に立ち寄り、人々を教..
仁寿2年(852年)、3代天台座主・慈覚大師によって天台宗の寺院・鷲林山薬王寺として創建された。次第に廃れて廃寺同然となった。 貞永元年(1232年)、親鸞聖人が東国教化の帰途に立ち寄り、人々を教化して念仏道場とした。嘉禎元年(1235年)、親鸞の弟子・性信坊が再建し、武蔵国浅草の高龍山報恩寺の末寺とした。このとき報恩寺の山号・寺号を1字ずつとり、高雲山報光寺とした。 永正年間(1504年 - 1521年)、下総国岡田郡横曽根村(現・常総市)にある報恩寺(二十四輩、坂東報恩寺)の9世・蓮證が報光寺に入り、恵達の代で二十四輩格を授かった。 現本堂・庫裡は江戸末期の火災焼失後、安政2年(1855年)に23世・瑞閑が再建したもの。 楼門造の山門は、明治9年(1876年)に正眼寺(小牧市三ツ淵)から買い受けて移築したものである。
高雲山
浄土真宗
真宗大谷派
852年(仁寿2年)
阿弥陀如来
円珍
1232年(貞永元年)
親鸞
高雲山報光寺
親鸞聖人絵像 阿弥陀如来絵像 性信坊笈摺
有り(境内西側)