じげんじ
奈良県奈良市北小路町7
史書『南都年中行事』によりますと、創建は聖武天皇の勅願により観音堂に聖観音菩薩を安置したことが始まりとされます。 境内二丁四方、寺領百石余りある南都諸大寺の一つでしたが、松永久秀の乱逆により荒廃し..
史書『南都年中行事』によりますと、創建は聖武天皇の勅願により観音堂に聖観音菩薩を安置したことが始まりとされます。 境内二丁四方、寺領百石余りある南都諸大寺の一つでしたが、松永久秀の乱逆により荒廃し、その後1560(永禄3年)に長順上人によって本堂が再建されました。その折、不動愛染の二尊躰とともに現在の聖観世音菩薩が安置されました。本尊聖観世音菩薩は聖武天皇の霊佛を刻めたものと伝えられています。 厄除発祥の寺として有名で、『やくよけ観音』という名で親しまれています。南都西国三十三観音21番札所です。
西山浄土宗
聖観世音菩薩
聖武天皇
やくよけ観音
南都西国第二十一番札所
近鉄奈良駅からやすらぎの道を北へ徒歩6分。